菊池川で50代男性の遺体を発見 アユ釣りに行き増水した川で足を取られたか
山鹿市を流れる菊池川で8日、50代の男性が遺体で見つかりました。男性は釣りに出た川で足を取られたとみられています。
警察によりますと、8日午前10時半頃、山鹿市椿井の菊池川で、行方不明者を捜索していた消防隊員が男性を遺体で発見しました。警察によりますと、遺体は行方不明者届が出ていた山鹿市熊入町の会社員・増田直人さん(54)で、死因は溺死でした。
増田さんは6日、「1人で川に釣りに行く」と同僚に話していて、7日午前、職場に出勤しないことから同僚が警察に行方不明者届を出していました。
増田さんが釣りによく訪れていた菊池川を同僚が探したところ、増田さんの車と、車から1キロほど下流で増田さんのものとみられるアユ釣りの道具が川に浮いているのを見つけました。
警察によりますと、増田さんの車のドライブレコーダーに、釣り道具を持って川に入っていく増田さんの姿が映っていたということです。警察は、増田さんが増水していた川で足を取られた可能性があるとみて、詳しい経緯を調べています。