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富山米の品質維持へ 猛暑・カメムシ対策の徹底を

2024年6月6日 20:35
富山米の品質維持へ 猛暑・カメムシ対策の徹底を

2024年の富山米の生産について、富山県やJAなどが話し合う会議が6日、富山市で開かれ、2023年、大きな影響があった猛暑への対策や、発生が増えている病害虫のカメムシへの対策を行うことを申し合わせました。

会議では、2024年のコメの生育状況が報告され、強風などの影響で一部遅れているところがあるが、今のところ概ね順調に育っているとしました。

一方、県内では2024年、猛暑の影響でコメの品質が悪化し、コシヒカリの1等比率は50パーセントと過去最低の水準でした。

会議では、2024年の夏も高温が予想されるとし、対策としてイネに根を張らせるため、水田の水を一時的に抜く「中干し」を適切な時期に行うことを申し合わせました。

また、イネの病害虫カメムシの発生が、過去10年でもっとも多くなっているとし、カメムシの生息場所を減らすため、6月末からの草刈り運動の推進を呼びかけました。

7月には水田の視察を行い、水管理の徹底などについて意見を交わす予定です。

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