宇奈月温泉で試食会 ユズ入り温泉水に入れたウナギ 風味は
黒部市の宇奈月温泉で、ユズ入りの温泉水に、生きたまま1週間入れたウナギの料理を、旅館や飲食店の関係者が26日に試食しました。ユズの風味がほのかに感じられるということで、今年夏までの商品化を目指しています。
試食会は、ウナギを新たな特産品にと取り組んでいる黒部Uプロジェクト協議会が開き、宇奈月温泉の旅館や飲食店の関係者およそ70人が参加しました。
静岡県産のウナギを、ユズの実を入れた22度から23度の温泉水に1週間入れておいたものと、入れなかったものなどを白焼きで食べ比べました。ウナギを温泉水に入れておくと皮も身も柔らかくなることがわかっています。今回はさらに、ユズ入りの温泉水にしたことでウナギから、ほのかにユズの風味が感じられたということです。
参加者
「夏の時期はお客さんが喜ぶので、しっかりウナギを出したいと思うので、かなり期待しています」
協議会ではユズ入り温泉水に入れたウナギの加工品の商品化を目指しています。