氷見市の小学校 給食調理室から出火 けが人なし
3日午前、氷見市の小学校の給食調理室から火が出ておよそ30分後に消し止められました。けが人はいませんでしたが、一時、児童がグラウンドに避難しました。
氷見警察署などによりますと、3日午前10時50分ごろ、湖南小学校の給食調理室から出火しました。
火災報知器が作動し教職員が確認したところ、黒い煙が出ていたため児童をグラウンドに避難させ、119番通報しました。
教職員が消火器を使うなどして火はおよそ30分後に消し止められ、出動した消防は放水しませんでした。児童と教職員あわせて170人にけがはありませんでした。
3日に行われた実況見分の結果、調理室のフライヤー近くの天井が焦げていることや、調理員が見ていたことから、火元はフライヤーとみられています。出火当時はアジフライを揚げていたということです。
火災を受けて小学校では4日は児童に弁当を持ってきてもらうことにしていて、5日以降は給食が出せるよう市の教育委員会が検討しているということです。