担い手不足解決のきっかけに 就農マッチングツアー 南砺市で開催
南砺市で21日、農業に興味や関心がある人を対象にした「就農マッチングツアー」が開かれました。
このツアーは、農業の担い手を確保しようと、南砺市などが開いています。
5回目となった今回は、南砺市を中心に県内から、高校生から60代までの14人が参加しました。
ワインを作るため栽培されている南砺市立野原西のブドウ畑を訪れた参加者は、畑の管理者から、ブドウの木が病気にかからないようにするため接ぎ木していることや、雨量や日照などのデータと収穫量を分析していることなどの説明を受けていました。
参加者の女性
「大変なことも多いと思うが、実った時の達成感はそれをこえるくらいのものだと思います」
参加者の男性
「やってみたいなとかそういう気持ちは膨らみました」
このほか、コメ作りに携わる人の話をきくなどして、市内で農業を始めた人とも交流も行ったということです。
南砺市は、このツアーが担い手不足の解決のきっかけになってほしいと期待を寄せています。