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富山県内 インフル患者数減少 正月の休診が影響か

2024年1月10日 19:16
富山県内 インフル患者数減少 正月の休診が影響か

インフルエンザの富山県内の患者数は2024年に入り、12月末より減少しました。減少の背景には病院の正月の休診があると県はみていて、引き続き基本的な感染症対策を呼びかけています。

1月1日から7日までの1週間に、富山県内48の医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は1医療機関あたり10.38人で、前の週のおよそ半数に減りました。調査期間のうち正月三が日は多くの医療機関が休診したため、実際の患者数は多い可能性があります。

また、同じ期間での新型コロナウイルス感染症の患者報告数は1医療機関あたり6.56人で、県内全体の新規患者数は推計で1487人、これは前の週と比べてほぼ横ばいですが、2023年11月から緩やかな増加傾向が続いています。

地震後の断水でこまめな手洗いが難しい人はアルコール消毒を。食事を配る際は、素手で食品に触らないようにすること。また、避難所ではマスクを着用するなど、衛生面にも気を配れるよう声をかけていってください。

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