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富山県内 21日夕方から大雪の恐れ “警報級”の可能性も JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の動きがポイント

2023年12月20日 19:50
富山県内 21日夕方から大雪の恐れ “警報級”の可能性も JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)の動きがポイント

21日から日本付近は強い冬型の気圧配置となり、県内では21日夕方から22日にかけて、大雪となる恐れがあります。

ピークとなる、21日夜からの24時間降雪量は、多い所で30センチから50センチとなっています。

また海上では、21日明け方から暴風に警戒してください。

20日の県内は、気圧の谷や寒気の影響を受けて広い範囲で雨が降っています。

21日から23日土曜日頃にかけて、強い冬型の気圧配置となり、北陸地方の上空1500mには、青色で示すマイナス9度以下の強い寒気が流れ込む見込みです。

これは大雪を降らせる目安で、県内では21日の夕方から23日の朝まで覆われます。

こちらは、雪雲と風の予想です。

日本海上には、風と風がぶつかって発生する帯状の雲が見られます。

これがJPCZ=日本海寒帯気団収束帯です。動物の尾のように動き、その向きによって、局地的に大雪となる可能性があります。

このJPCZ、今回は北陸地方で南下と北上を繰り返す見込みです。

20日夕方から21日までの24時間降雪量は多い所で、平野部が20センチ、山間部が50センチ。

ピークとなる21日夕方から22日夕方までは、平野部が30センチから50センチ、山間部が50センチから70センチ。

その後の24時間降雪量は、平野部で10センチから20センチ、山間部で20センチから40センチの見込みです。

21日夜までの積雪増加量は、平野部でも30センチほどが予想されています。

大雪による交通障害やビニールハウスなどの農業施設への被害にも注意・警戒してください。

県内の大雪のピークは、21日の夜から22日一杯で、JPCZの動き次第ですが平野部でも降雪量が多くなり、大雪警報の可能性があります。

一方、大雪の前には暴風に警戒が必要です。

21日明け方から昼過ぎにかけて、海上では暴風警報が発表される見込みです。

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