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【県内の港】ロシア向け中古車 輸出台数20%減

2025年2月18日 20:15
【県内の港】ロシア向け中古車 輸出台数20%減

去年、富山県からロシアに輸出された中古車は前の年と比べて20パーセント以上減りました。

政府によるロシアへの輸出制限や陸路の運送費用を抑えるため、業者が航路を変更したことが影響したとみられています。

大阪税関伏木税関支署の発表によりますと去年、富山県からロシアへ輸出された中古乗用車は前の年と比べて台数は20.4パーセント減って、およそ7万7000台でした。

輸出額は26.8パーセント減って839億円余りでした。

国内からロシアへの輸出は統計が残る2005年以降県内の港が首位でしたが、去年は、木更津港が最も多くなりました。

担当者は政府によるロシアへの車種の輸出制限に加えて人件費や運送費が上がるなか、中古車が多く出回る地域からの陸路の輸送費用を抑えるために航路を変更したことなどが影響しているのではないかとみています。

最終更新日:2025年2月18日 20:15
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