高岡開町の祖 前田家をテーマに勝興寺でシンポジウム
高岡の町を開いた加賀・前田家と前田利長をテーマにしたシンポジウムが高岡市で開かれました。
高岡市の勝興寺を会場に開かれたシンポジウムは、高岡ロータリークラブが毎年企画していて、12日は100人あまりが参加しました。
今回は、歴史学者の東京大学・本郷和人教授が「前田家と高岡」と題して講演し、高岡を開いた加賀藩藩主の前田利長は、子どもに男子がいなかったため母親が違う弟の利常を跡継ぎとして養子に迎えたことなどを紹介しました。
また前田家は、父親の利家が能登と加賀の大名、子の利長が越中の大名と、それぞれ別の大名だったことが他と違うところだとも話し、参加者は興味深く話に聞き入っていました。