「すごいね。見事なものだな」町人文化の栄華をいまに 越中八尾曳山祭
絢爛豪華な曳山が坂の町を練り歩く、越中八尾曳山祭が富山市八尾町で開かれています。
越中八尾曳山祭は、およそ280年前の江戸時代に、現在の下新町八幡社で花山に人形と役者を乗せて芝居をしたのが始まりとされています。
6基の曳山が聞名寺を出発し、車輪の音を響かせながら坂の町を練り歩きました。
見どころは「角回し」。曲がり角で、引き手たちが高さ8メートル、重さ3トンの曳山を一気に回すと多くの観客から歓声があがり盛り上がりを見せていました。
福島県から訪れた男性
「彫刻、すごいですね。塗り物がよいし、すごいね。見事なものだなと思ってみました」
このあと3日夜には、曳山が「提灯山」に装いを変えて、町を巡ります。