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林氷見市長 辞職正式発表「道半ばで病に倒れ 痛恨の極み」

2024年8月27日 19:17
林氷見市長 辞職正式発表「道半ばで病に倒れ 痛恨の極み」

自身の病状がすい臓がんであることを公表した氷見市の林市長は27日、会見を開き、11月に辞職することを表明しました。震災復興に向け道半ばでの辞職に無念さをにじませました。

林正之氷見市長
「一日たりとも市政の停滞があってはならないので、震災からの復旧復興に一定の区切りをつけることができた段階で(市長を)辞職させていただきたい。県知事の任期満了にあわせて11月8日に辞職したい。道半ばで病に倒れることはまさに痛恨の極みであり、市民の皆様、関係者の皆様に申し訳なく思っている」

記者会見を開いた林市長は、自身の病状について、すい臓がんで肝臓に転移があり、ステージ4の状態であると説明しました。

林市長
「市政の運営にあたりながら治療を続けたいと思っていたが、抗がん剤の副作用で倦怠感、立ちくらみとかいろいろ副作用が出てきて、長い間職務を続けることが困難でないかと(思うようになった)」

林市長林市長は、9月18日の市議会定例会閉会後に辞任届を提出する考えです。後任を決める氷見市長選挙については、選挙事務の軽減などを踏まえて県知事選挙と同じ10月27日に投開票を望むと述べました。

また、会見では、自身の病状をめぐる一部の報道について表現が不適切だとして訂正を求める場面も。

林市長
「これは病気に関することなので、ある新聞社のように曲解して、がん末期とか書かれるのは非常に心外です」

林市長林市長は、次の市長には氷見市の震災復興に全力をあげてもらいたいと述べました。

次の氷見市長選挙への立候補を巡り、自民党氷見市支部は今週中に選考方法を決め、9月18日までに候補者を絞り込みたいとしています。

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