衆議院災害対策特別委員会の議員が高岡市伏木地区で地震被害視察
能登半島地震の被害を確認するため、衆議院災害対策特別委員会の超党派の議員が25日、高岡市伏木地区を訪れ、液状化の被害が激しい住宅地などを視察しました。応対した高岡市の角田市長は、現在の制度では支援し切れない被害の実態を訴えました。
高岡市伏木地区を訪れたのは、衆議院災害対策特別委員会の後藤茂之委員長ら超党派の議員11人です。
伏木地区は、液状化の影響で泥水が地面からあふれて地盤が緩みました。このため今も道路が隆起や陥没していて、下水道が使えない場所があるほか、住宅が傾いて住めないため、地域外への転居が相次いでいます。
高岡市の角田市長は、住宅の被害認定調査では「一部損壊」にしかならないのに実際には住むことができない現状などについて説明しました。
災害対策特別委員会の委員は、伏木の視察に先立ち、新潟県新潟市の液状化被害の現場も視察しています。
また富山県庁で新田知事と意見交換しました。