認知症および疑いの行方不明者 富山県内去年は269人
富山県内で去年、警察に届け出があった認知症やその疑いがある行方不明者は269人で、6年連続で200人を超えました。
県警によりますと、県内で去年届け出があった、認知症やその疑いがある行方不明者は、前の年より2人多い269人でした。
6年連続で200人を超え、統計をとり始めた2012年以降では2番目に多いということです。
一方、去年より前の届け出分も含めて、去年、生存が確認されたのは256人で、死亡が確認されたのは9人でした。
県警の人身安全・少年課は、認知症の高齢者の家族に対し、行方不明の人を地域や警察で探す市町村のネットワークへの登録などを呼びかけています。