入善ジャンボ西瓜の「さん俵」作り 児童が挑戦
入善町の児童が町の特産品である「入善ジャンボ西瓜」を包む「さん俵」づくりに挑戦しました。
さん俵は、入善ジャンボ西瓜に傷がつかないよう、稲わらで編まれた楕円型の手作りの梱包材です。
きょうは、入善町の桃李小学校の5年生が、スイカの生産者らに編み方を教わりながら、手で稲わらをねじって編み上げていきました。
「これを上からつかむようにして」
「そうそうそう」
生産者は、1枚作るのに3分ほどかかるといいますが、子どもたちは時間をかけて、少し不格好ながらも個性あふれるさん俵を完成させました。
「編むときにどっちが上にくるのかなど難しかったです」
「上手にできました」
さん俵は生産農家が技術を受け継ぎ、農閑期の冬に手作りしているもので、子どもたちは地域農業への理解を深めていました。