インフルエンサーらが参加 「富山といえば寿司」へキックオフ
「寿司」を旗印に富山県のブランド化を目指します。富山県のブランディング戦略、「寿司といえば、富山」の認知度向上に向けたキックオフイベントが6日、県内で行われました。
県が初めて開いたイベント「SUSHI collection TOYAMA」には県内外で活動する食に関するライターや編集者のほか、SNSなどで情報発信を行ういわゆる「インフルエンサー」などを招きました。
食事以外にも県内食材に関する歴史や文化なども知ってもらい、富山のすしの魅力を広く発信してもらうのが狙いで、6日朝は、射水市の観光スポット内川沿いにあるカフェで創作料理「すしクレープ」を提供しました。シロエビの天ぷらなどをつかったもので、参加者は、景色とともに写真を撮りながら、料理を味わっていました。
参加者
「シロエビの甘みとバランスがすごくおいしいです」
「とても新鮮でした こういうすしの形もあるんだなって」
県美術館内にあるレストランでは、中華とフレンチのシェフがすしを意識して考案したランチコースが提供されました。参加者の感想は。
「ヒトサラ」小西克博編集長
「非常にバリエーションを感じました、それはこの土地の風土の持っているバリエーションなのかなという感じはしましたね」
「ぐるなび」 西原史郎執行役員
「ただ食べるだけではなく、その背景をしっかり伝えていくことが重要かなと思っていて。そのあたりをしっかりブランディングしていくことが今後の可能性として高くなっていくと感じました」
2023年、県が行った調査で「寿司でイメージする都道府県」として富山を選んだ人の割合はおよそ9パーセントに留まりました。県はこれを今後10年で90パーセント以上にする目標を掲げていて、今後もすしを前面に打ち出した活動を続けるとしています。