災害時の避難所運営 住民参加して富山市で訓練
災害が発生した時にすぐに避難所を運営できるよう、富山市で18日、住民が参加して訓練が行われました。
宮野小学校で行われた訓練は、震度6強の地震が発生したという想定で、およそ200人が参加しました。
市の職員が体育館の損傷具合を確認した後、更衣室などに使うテントを設営して避難所を開設しました。
続いて住民たちは、情報や衛生などの班に分かれて避難所運営の役割を確認しました。
受付では、発熱している人を2階へ運ぶ計画でしたが、けがをして階段を登れないとして、どう対応するか悩む場面もありました。
婦中熊野地区自治振興会の島﨑定則会長は「今回は役員だけだが、役員が帰られて地域の方にお話しいただけたらいいのかなと思います」と話していました。
富山市はこうした訓練を、昨年度から継続して行っています。