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【食中毒】高岡市の弁当製造施設の弁当食べた人のうち少なくとも29人が症状訴え 患者からノロウイルス検出

2025年2月16日 15:19
【食中毒】高岡市の弁当製造施設の弁当食べた人のうち少なくとも29人が症状訴え 患者からノロウイルス検出

高岡市の弁当製造施設が作った弁当を食べた人たちが食中毒の症状を訴え、患者からノロウイルスが検出されました。

患者は少なくとも29人で、富山県はこの施設を、きょう16日から3日間の営業停止としました。

弁当を製造したのは、高岡市美幸町の協同組合 高岡総合給食センターです。

県によりますと、おととい高岡市内の病院から、高岡総合給食センターが製造した弁当を食べた、この病院の職員が、下痢やおう吐など食中毒の症状を訴えていると連絡がありました。

県が調べたところ、きょう午前の時点で、弁当を食べた6グループの29人が症状を訴え、うち1人が一時入院しました。

また患者の便からはノロウイルスが検出され、原因とみられています。

患者に共通する食事が、今月12日から13日に高岡総合給食センターが製造した弁当以外にないことから、県は、この弁当による集団食中毒と断定し、高岡総合給食センターを、きょうから3日間の営業停止としました。

12日と13日に、この施設で製造された弁当を食べた人は、およそ1000人にのぼるということで、県は、さらに症状がある人がいないかなどを調べています。

また、冬から春にかけてはノロウイルスによる感染性胃腸炎が発生しやすいため、調理の前後やトイレの後に手洗いを徹底することなど注意を呼びかけています。

最終更新日:2025年2月16日 17:51
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