富山市日枝神社 震災乗り越え「山王さん」
「山王さん」の愛称で親しまれている富山市の日枝神社で、31日から山王まつりが始まりました。
31日朝、日枝神社の宮司らは、神輿や獅子舞とともに氏子の家を回り、家内安全や商売繁盛、能登半島地震からの復興を祈願しました。
神社は元日の地震で鳥居やこま犬の石がずれたり、灯籠が倒れたりする被害を受けましたが、4月までにほとんどの修復を終え、参拝客の安全が確保できたことから例年通り祭りを行っています。
神社の周辺では2023年より50店ほど多い、およそ500の露店が出店する予定で、関係者が準備を進めていました。
山王まつりは6月2日まで行われ、神社は例年並みのおよそ25万人の人出を見込んでいます。