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【山口天気 夕刊12/26】年末年始は気温高め続くが 大晦日は全国的に強まる雨風に注意 初日の出は瀬戸内側ほどチャンスあり

2023年12月26日 18:33
【山口天気 夕刊12/26】年末年始は気温高め続くが 大晦日は全国的に強まる雨風に注意 初日の出は瀬戸内側ほどチャンスあり

今年も残すところ、あと5日…大掃除、里帰り、初詣など様々な予定がある方も多いと思います。
このたびの年末年始は、北海道では時々雪や雨、沖縄もぐずつく天気の日が度々ありそうですが、そのほかは比較的晴れる日が多くなりそうです。
ただし31日(日)の大晦日は、全国的に天気が崩れる、とみられます。

大晦日は、低気圧や前線がやや発達しながら日本付近を通過していく見込みで、午前は西日本を中心に、午後は東日本を中心に雨が強まったり、やや強い突風を伴うこともありそうです。
大晦日に帰省などで長距離の移動を予定している方は、交通情報などに十分気をつけて、特に車の運転などは安全第一の心構えをお願いします。

そして気になる、2024年の元日、初日の出の、県内での空模様の見通しです。
大晦日に天気を大きく崩す低気圧や前線は遠ざかりますが、初日の出が昇ってくる朝は、まだ県内は湿った北風の影響で、太陽が顔を出すのを邪魔する雲が多く、日本海側ほどにわか雨が残る可能性もあります。
一方で瀬戸内側ほど、雲の隙間からご来光が拝めるチャンスはあり、特に、県東部、柳井~岩国方面ほど、チャンスはより高くなる、と見込んでいます。
日中にかけては次第に晴天エリアが拡大する見込みで、これが、もう少し早く回復するか、それともなかなか回復しないのか、タイミングが微妙なところです…初日の出を拝む計画を考えている方は、最新の予報をこまめに確認しながら、できるだけ瀬戸内側東部で日の出を待ち構えるのが良いと思います。
なお、年末年始の気温は例年に比べると高めですが、それでも朝晩は冷え込みが予想されますので、万全の寒さ対策は心がけましょう。

あす27日(水)の予報です。夜明け前から昼頃は気圧の谷の通過で雲が多めですが、天気の大きな崩れはなく、午後ほど、まずまず晴れ間もある見込み。
気温は、きょうよりもやや高めで、日中は12~13度くらいまで上がる所が多く、大掃除の水仕事などが、はかどりそうな過ごしやすさとなってきそうです。

山口県の年末年始は、気温は例年に比べると高めの状態が続きますが、空模様は、やや小刻みに変化します。
28日(木)は午後中心に日本海側ほど、一部にわか雨の心配も。29日(金)は大体晴れますが、30日(土)はゆっくり天気下り坂で、31日(日)の大晦日は、低気圧や前線の通過で一時雨や風が強まりそうです。
元日は次第に天気は持ち直すものの、朝、初日の出が空に昇る頃はまだ雲が残る所が多く、ご来光は雲の隙間から差し込んでくるかどうか…といった雰囲気となる見通しです。

天気の移り変わりが、やや忙しく、少しのテンポのズレで先の予報ほどブレが大きくなる可能性もあります。年末年始も最新の予報は、こまめに確認していきましょう。

(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)

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