中間貯蔵施設 反対派住民が中電前で抗議活動
中国電力が上関町で調査を行っている使用済み核燃料の中間貯蔵施設について。
ボーリング調査に向けた普通林の伐採が可能な期間に入るのを前に計画に反対する人たちが中国電力に対して抗議活動を行いました。
(抗議参加者)
「金儲けのためにこんなことばっかりするな!自然を壊すな!私達の平和な生活を壊すな!」
中国電力上関原発準備事務所前で抗議をしたのは上関町の反原発団体などおよそ50人です。
中国電力は中間貯蔵施設建設の立地可能性調査の1つであるボーリング調査にむけ、先月、普通林の伐採届を町に提出。
あさって(21日)から、その伐採が可能な期間となります。
きょうの抗議活動は伐採が可能になるのを前に改めて計画の白紙撤回を中国電力に訴えようと行われました。
(上関原発を建てさせない祝島島民の会 清水敏保代表)
「町長が地域振興策をということで危険な中間貯蔵施設というとんでもない話を持ってきたこれをとにかく上関町民が望んでないということをこれからも訴えていきたい」
中国電力は去年8月に1度伐採届を提出していますが「安全に作業を行うために資材の準備等を進めている状況」として一度、伐採への着手を見送っています。
今回の伐採が可能な期間は3月20日までです。