米海兵隊オスプレイ4機、岩国基地飛来 空軍機墜落で日本政府「安全確認後の飛行」要請後初
米軍岩国基地(山口県岩国市)に6日、米海兵隊オスプレイ4機が飛来しました。米空軍オスプレイの墜落を受け、日本政府が米側に「安全が確認されてから飛行を行うよう」要請して以降、初の飛来となります。
岩国基地には6日午前11時ごろ、普天間基地(沖縄)所属の米海兵隊オスプレイ4機が着陸。その後、正午ごろに離陸しました。
横田基地(東京)所属の米空軍オスプレイが11月29日、岩国基地を離陸後に鹿児島県屋久島沖で墜落した事故を受け、日本政府は「飛行に係る安全が確認されてから飛行を行うよう」米側に要請。
米軍は事故を起こした空軍オスプレイの飛行を見合わせる一方で、海兵隊・海軍オスプレイの運用を継続しています。
岩国基地への飛来を受け、岩国市は6日、飛来の目的を中国四国防衛局に照会しました。
また山口県や岩国市はオスプレイの飛行停止を米側に要請することも検討しています。
なお、アメリカ軍岩国基地の駐機場には、今回、飛来した4機のほか、所属不明のオスプレイ2機が駐機しているのが確認されています。