岩国基地・空母艦載機部隊訓練のCQ訓練終了 深夜帯の離着陸16回確認
防衛省は、アメリカ軍岩国基地の空母艦載機部隊による「CQ」訓練が終了したと、きょう(24日)岩国市に伝えました。
期間中、岩国基地では深夜帯の離着陸が16回確認されています。
「CQ」は艦載機のパイロットが空母に着艦する資格を得るための訓練です。
期間中は艦載機が空母と岩国基地を行き来するため、深夜帯の騒音が増える傾向にあります。
防衛省からきょう岩国市に入った連絡によりますと、今回のCQは今月17日に始まり、おととい(22日)終了したということです。
県や市のまとめによりますと、期間中、午後11時までとなっている滑走路の通常運用時間を超えた離着陸が16回確認されています。(離陸2、着陸14)
艦載機はそのまま空母に搭載され、岩国基地を離れたものとみられます。
艦載機部隊の母艦となる原子力空母は、ことし、「ロナルド・レーガン」から「ジョージ・ワシントン」に変更されます。
「ジョージ・ワシントン」は最新鋭のステルス戦闘機「F35C」を搭載することが可能とみられ、「F35C」が岩国基地に配備されるかが今後の焦点となります。