上関町の離島、祝島で特産のビワが収穫、出荷の時期を迎えています。

ことしは大きなビワがたくさんできたということです。

オレンジ色に輝く、大きな実。

祝島では温暖な気候を生かしたビワ栽培が盛んで、5月下旬から6月上旬にかけて収穫の時期を迎えます。

（ 守田洋太郎さん）
「例年よりいいくらい量はよくできた裏と表があるらしいけどことしは豊作」

県内ではカメムシによるビワの被害が問題となっていますが、祝島では袋掛けしていたビワはほとんど無事だったといいます。

しかし、島ではイノシシが実を食べたり枝を折ったりする被害が深刻なうえに高齢化が進み、農家の数も減少、特産でありながら市場に出回る数も減っています。

それでも、農家それぞれが丹精込めてつくったビワは大玉で、甘みがつまっています。

守田洋太郎さん
「（祝島のビワは）甘いだけじゃなしに酸っぱいだけじゃなしに食べてもらったらわかるんじゃが甘酸っぱさがええよね」

祝島のビワは周南や岩国の市場に出荷されるということです。V=1’21”＋15

上関町のふるさと納税の返礼品にもなっている祝島のビワ、ことしの受け付けはすでに終了したそうですが町によると返礼品は来年以降も継続する予定ということです。