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【山口天気 朝刊11/16】前線接近で天気下り坂 夜は雷雨は突風に注意 雨の後は冬型の気圧配置が強まる あす(金)~あさって(土)は大気非常に不安定&冬の寒さ

2023年11月16日 7:01

今朝にかけて、日本付近では晴れの天気が続いていますが、大きくまとまっている雲の列が大陸方面から段々と東へ進んできています。

大陸から発達しながら進む2つの低気圧と、低気圧から伸びる前線の通過により山口県は天気が崩れる見込みです。

この前線が抜けた後は、あす(金)~あさって(土)にかけて冬型の気圧配置が強まります。大陸からの強い寒気が県内に流れ込みそうです。

きょうは次第に雲が厚みを増して、夕方頃から所々で雨が降り始めるでしょう。夜の8時頃から、夜遅くにかけては、前線本体の雨雲の通過により雨がザッと強く降ったり、局地的に雷を伴う所がありそうです。


あす(金)にかけて夜の間にいったん雨雲が抜ける予想ですが、次第に西寄りの風が強まる見込みです。上空の寒気が強まり、午後ほど大気の状態が不安定。雷雲の発達しやすさ発雷確率も高くなります。あすは、気まぐれに雨雲が湧き上がりやすく、急な雷雨や、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。今夜以降あさって(土)にかけて沿岸の地域を対象として暴風警報が発表される可能性があります。荒れた天気に注意が必要です。

きょう16日(木)の日中の最高気温は、16度から18度くらいの所が多い予想です。雲が増えますが雨が降り出す前に前線に向かう南風によって、昨日と同じくらいまで気温が上がるでしょう。

あす17日(金)は、次第に西寄りの風が強まり、午後は、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。急にザッと降る強く降る雨や、落雷や激しい突風が吹く可能性があります。18日(土)のはじめにかけて、荒れる天気にお気を付けください。また、あす17日(金)からは一気に寒さが増していきます。最高気温は、あす17日(金)は15度、あさって18日(土)は13度と、12月並みの寒さとなりそうです。体を冷やさないようお気を付けください。19日(日)は天気は回復して、その後は日ざしが届く日が多くなるでしょう。最高気温は20度くらいまで上がる日が続いて、来週は過ごしやすい日が多くなりそうです。

(KRY山口放送 気象予報士 中原一徹)

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