下関の冬の味覚がNYへ!今シーズンのトラフグ第1便出荷
海外に下関の冬の味覚を届けます。
下関市からアメリカに向けてきょう(15日)今シーズン第1便となるトラフグおよそ300キロが出荷されました。
アメリカ・ニューヨークに向けてトラフグを出荷したのは下関市のフグ加工会社=畑水産でけさ、箱詰め作業が行われました。
出荷されたのは養殖トラフグの有毒な部分を取り除いたいわゆる「身欠き」300キロ分です。
下関市では「下関ふく輸出組合」が1989年から国内で唯一アメリカにトラフグを輸出しています。
(畑水産 畑栄次社長)
「ちょうどいい型だと思います扱いやすくて身もついていて美味しいと思います水槽で泳いでいるトラフグをすぐに揚げて素早く処理して急速冷凍しているのでそのままの美味しさを閉じ込めている」
今シーズンは2回から3回に分け例年通りのおよそ1トンを出荷する予定です。
きょう発送されたトラフグは現地時間の16日に到着する予定で日本食レストランなどで提供されることになっています。
(下関ふく輸出組合 郷田祐一郎組合長)
「ニューヨークもかなり気温差があって寒いようですのでぜひこの下関の安心安全のフグを食べていただきたいニューヨークの現地の日本人外国の方々、アメリカの方々も美味しく食べていただければ」
次の出荷は年明けに予定していて萩沖で獲れた天然のトラフグや白子も輸出されることになっています。