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輪島市の姉妹都市・萩市が支援発表 見舞金1000万円や支援物資おくる

2024年1月5日 19:44
輪島市の姉妹都市・萩市が支援発表 見舞金1000万円や支援物資おくる
萩市は今回の地震で大きな被害を受けた石川県輪島市の姉妹都市です。

萩市の田中文夫市長はきょう(5日)、輪島市へ見舞金1000万円を送るなど支援策を発表しました。

(田中市長)
「支援の一つはお見舞い金として市から1000万円を早急に送りたい」

急遽、記者会見を開いた萩市の田中市長。きのう夕方、輪島市の坂口茂市長と、ようやく連絡がつき水や非常食など支援物資の要請をうけたということです。

萩市と輪島市はいまから34年前、1990年に姉妹都市提携を結んでいます。

互いに日本海に面した自治体で観光や漁業を始め萩焼と輪島塗という伝統工芸品を縁に協定を締結し災害時相互応援協定も結んでいます。

これまでも萩市は1997年に起きたロシア船のタンカー重油流出事故では輪島市へゴム手袋やカッパなどの救援物資をおくったほか2007年の能登半島地震でも義援金をおくるなどしています。

今回、地震が起きた翌日2日に萩市では「二十歳のつどい」が開かれましたが田中市長は挨拶で姉妹都市の輪島への思いを述べています。

(田中市長)
「(輪島市とは)大変深い深い付き合いをしているわけです輪島を中心に広範囲の震災に遭われた方に1日も早い復興を」

田中市長はきょうの会見でも、輪島市で多くの人が被害にあっていることに触れ、姉妹都市として寄り添っていきたいと強調しました。

(田中市長)
「とにかく今は輪島市に寄り添って、輪島市からの希望を聞いて、それに対応していきたい」

萩市ではさきほど午後4時すぎに支援物資の積み込み作業が行われました。送られるのは飲料水3000本や非常食のごはん4000食、毛布や簡易のトイレなどで市の備蓄品でまかないました。市では、見舞金1000万円のほか義援金の募集を今月9日から始めることにしていて、今後は、人的応援も含め、継続的な支援に向けた準備をすすめていくとしています。
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