24日午前、岩国市でスーパーの屋外商品売り場に乗用車が突っ込む事故があり、1人が軽いケガをしました。運転していたのは市内に住む89歳の男性で「来年3月に免許が切れるので、そのときに返納しようと思っていた」と話しています。

　岩国警察署によりますと、24日午前10時30分ごろ、岩国市周東町のスーパーの屋外商品売り場に男性（89）が運転する普通乗用車が突入する事故がありましたこの事故で、売り場で買い物をしていた70代の女性が驚いて逃げようとしたところを転倒し、右の膝や肘などに打撲を訴え、病院に搬送されました。車との接触はなく軽傷見込みだということです。

　警察の調べに対し、運転していた男性は、バックで駐車しようとしたところを、シフトレバーが「バック」に入っておらず前進したと話しているということです。

　また男性は取材に対し「妻が病気で自分が買い物に行かないと」、「来年3月に免許が切れるので、そのときに返納しようと思っていた」、「もう運転をやめる」と話しています。

　車は店舗前の植物などの売り場に衝突したということです。

　警察で詳しい事故の原因を調べています。