【山口天気 夕刊7/16】長く続いた大雨はひと区切りへ…あす17日(水)は夏空拡大・一気に猛烈な暑さに 「梅雨明け」の発表は…?
●県内は今夜まで天気不安定続く あす17日(水)は南から夏空エリア拡大へ
●あす17日(水)は日ざし照り付けるとともに気温急上昇 熱中症対策を入念に
●18日(木)~19日(金)は急な雨が心配な不安定な天気に 梅雨明け発表は この不安定が解消してからか!?
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きょう16日(火)も、山口県は不安定な天気…午前は広く強い雨となり、その後、雨雲は途切れたものの、夕方になり、また活発な雨雲が所々に流れ込むなど、変わりやすい天気が続いています。今夜にかけては、まだ急に雨雲が発達しやすい不安定な天気に注意が必要です。
一方、一連の梅雨前線の大雨は、ひと区切りにもなりそうな雰囲気です。日本の南からは夏の高気圧、太平洋高気圧が強まりつつあり、すでに九州南部は真夏の空が広がってきています。
あす17日(水)は、その真夏の空が、次第に九州北部から県内まで拡大してくる見込みです。ギラギラ太陽が主役の空になると、今度は一気に暑さが厳しくなり、山口市内は最高気温が35度と猛暑日の可能性もあります。
日中、ジリジリ真夏そのものの日ざしが照り付ける天気になるとともに、最高気温は、山口のほか、広瀬でも35度に達する猛暑日となる予想です。
しばらく大雨続きにより、暑さ控えめの日々でしたが、そこから急激に暑さが厳しくなるため、いっそう身体に堪えることになります。急激に体力を消耗する暑さに十分気を付けて、健康第一の生活を心がけましょう。
ところで、これだけ真夏の空なら、そろそろ気象台から「梅雨明け」発表もあるのでは?と思われるところですが、18日(木)、そして19日(金)と梅雨前線は北に離れているものの、南からの湿った空気の通り道に九州から本州付近が入ってしまい、度々急な雨が心配な不安定な天気が、梅雨明けの判断には懸念材料となっています。
となると、梅雨明けの発表は、この天気不安定が解消してくる今週末頃でしょうか。
あす17日(水)は真夏そのものの厳しい暑さ、18日(木)は湿った空気の流れ込みで再び雲が増え、日中は一時雨の所も。19日(金)も曇りがちで、にわか雨も少々心配です。
週末以降、夏空が一段とパワーアップしていく見通しです。そして、この先は、猛烈な暑さとの長い戦いにも入っていきますので、夏バテなどにも十分気を付けて、体力温存なども心がけていきましょう。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)