【山口天気 朝刊7/12】降ったり小康状態…の繰り返しが3連休にかけて続く 少しの雨でも地盤緩みやすい状況に引き続き注意
●県内は夜中も再び広く雨 県東部では少し地盤緩む所も
●きょう12日(金)は日中は雲多めながら少し日が差す所も しかし夜は再び一部雨雲流入
●土曜は日中は少し晴れ間も 日~月曜は度々強雨注意
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梅雨前線が九州~四国付近に停滞しており、夜中は雨雲が九州から県内にも大きく広がって、瀬戸内側東部ほど少々雨脚が強まった所もありました。夜明けとともに、雨雲は東に抜けていきましたが、
これまでの大雨により、地面に多くの雨水が含まれている中、夜中、雨脚が再び強まった瀬戸内側、柳井、周防大島付近で地盤の緩みが進むエリアが広がっています。今、すぐに災害の切迫感があるほどの状況ではないものの、まだ、今しばらくは危ない場所に近づかない、など安全第一の意識は高めて引き続き、お過ごしください。
県内は、きょう12日(金)日中は、曇りがちの天気ですが少し日が差すこともある、まずまず落ち着いた空模様が続く見込みです。ただ、夜になると、また九州方面から雨のエリアが広がってくる時間がありそうです。
日中、雨が小康状態の時間は、気温は順調に上がって最高気温は広く30度以上。湿気たっぷりの空気により、かなり蒸し暑くなりそうです。水分補給など熱中症対策は入念にお願いします。
あす13日(土)は夜明け前にかけて不安定な空模様ですが、日中は雲多めながら少し晴れ間も。しかし、日曜日、月曜日とまた強めの雨になることもあり、降り方によって、再び大雨災害に気が抜けない状況になる心配があります。今しばらくは気を引き締めて大雨シーズンを無事に乗り切っていきましょう。
来週半ばになると、太平洋高気圧が勢力を拡大し始め、夏空が広がってくる見通しで、来週はそろそろ梅雨明け、という雰囲気です。
(KRY山口放送 気象予報士 山本昇治)