しものせき海峡まつり・先帝祭始まる…絢爛豪華な衣装で練り歩く上臈道中「外八文字」も披露
ゴールデンウィークも後半に入りました。
下関市では、先帝祭の上臈道中が行われていて、絢爛豪華な衣装をまとった太夫たちが市内を練り歩きました。
しものせき海峡まつりの先帝祭では、絢爛豪華な衣装をまとった5人の太夫たちが、稚児や警固、官女らとともに市内を練り歩く上臈道中が行われています。
太夫は、グリーンモールなど4か所で、八の字を描く独特の足さばき「外八文字」を披露しながら安徳天皇を祭る赤間神宮を目指します。
また、赤間神宮で行われる上臈参拝は、壇ノ浦の戦いで幼くして入水し亡くなった安徳天皇の御霊を慰めようと、生き残った平家の女官たちが命日に、参拝したのが始まりとされています。
(観光客)
「足さばきがすごいなと思って、 練習されたとアナウンスで言われていたけど、練習を積まれてきれいな姿をみせてもらってありがたいと思う。すごい力がいるんだろうなって。初めて見てきれいで来てよかった」
午後からは、太夫らが赤間神宮の境内に設置された天橋を渡って参拝を行うほか関門海峡では、5年ぶりに源平船合戦も行われます。