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「餅は買うものにあらず、拾うものなり」山口市阿東で餅拾い世界選手権

2023年11月23日 19:39
「餅は買うものにあらず、拾うものなり」山口市阿東で餅拾い世界選手権

まずお伝えするのは・・・「餅は買うものにあらず、拾うものなり」がコンセプトの世界選手権です。

山口市阿東で「餅ひろい」世界選手権が、4年ぶりに開かれ、大いに盛上がりました。

「がんばるぞー、おー」

こどもたちが一斉に走り始め、競技がスタートします。

もち米の生産がさかんな山口市阿東地区・・・世界選手権は、そんな阿東から餅まき文化を世界へ発信しようとあとう観光協会が主催しているものでコロナ禍により今回実に4年ぶりに開かれました。

競技は餅を拾って、その重量を争います。会場となった田んぼでは、白熱した餅の奪い合いが繰り広げられました。

(子ども)
「もちはねえ、ひとつひとつひとつひとつ」
「いっぱいとれて楽しかった」
(母)
「今夜は焼いてたくさんもちを食べようと思います」

もちをまく側も、様々な工夫を凝らし、競技を盛り上げます。

「近くに来たら遠くに投げるとか、 つかれさせるようにまいてます」

小学生の部の決勝では、周南市の重岡 昊くんが見事、優勝を果たしました。

(重岡君)
「えっと、うれしすぎます」

重岡君には、あとう和牛や阿東のお米がプレゼントされていました。

もちをより多く拾う秘訣を重岡君にきいたところ、まず、周りをよく見ること、次に大きな声を上げて、自分のところに投げてもらう努力を続けることと話していました。

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