「列車内に刃物を持った男が…」万が一に備えてJR徳山駅で対応訓練
列車内で凶悪事件が起こったと想定した訓練が29日、周南市で行われました。
JR徳山駅で行われた訓練は走行中の列車内で火災が発生したという想定で始まりました。
訓練では、列車を緊急停止し、状況を確認すると…火をつけた男が刃物を持って車内を徘徊。居合わせたJR西日本の社員が対応します。
隙を見て、車輌のドアに鍵をかけ男を2号車に閉じ込めることに成功。
しかし…
「左足折損がひどい・・・」「救急車早く呼んでくれ」
7人の乗客が刃物で刺されケガを負う事態に・・・自分たちで応急処置をして救助を待ちます。
事件発生から20分後、警察が到着。車内に突入して取り押さえます。
安全が確保されると次に消防が消火・救助活動を実施したところで訓練は終了しました。
(JR西日本徳山駅 西嶋俊輔駅長)
「起きない事が一番いいが何が起きた時に警察・消防と連携しながらお客さんの命を守ることこれをメインに今後頑張っていきたい」
JR西日本では今後とも継続的に訓練をしていきたいとしています。