宮中祭祀「新嘗祭」に献上する米 山口市で収穫
米の収穫を祝い、毎年秋に皇居で行われる「新嘗祭」に献上する米が14日、山口市で収穫されました。
「新嘗祭」は毎年11月に行われる宮中祭祀で、毎年全国各地からその年に収穫された米が献上されます。県内ではことし、山口市の農家・平岡武さんらが、献上する米、献穀米をつくる「奉耕者」に選ばれ、きょう(14日)参加したJA職員らと稲を刈り取りました。
献穀米の品種は「恋の予感」でこれから精米され、今月下旬ごろに皇居に送られます。
(奉耕者に選ばれた平岡武さん)
「ほっと一息です」
「田植えのときから、秋までちゃんと管理をしないといけないなと自分を奮い立たせるようにやりました」
「新嘗祭」は11月23日に行われます。