警察と陸上自衛隊が共同訓練 重大事態発生時の対処能力の向上狙い
重大事態が発生した際の対処能力を高めようと、警察と陸上自衛隊による共同訓練が行われました。
(警察)
「白バイとパトカーの先導で現地へ向かいましょう」
きょうの訓練には、県警と陸上自衛隊=あわせて100人が参加しました。
銃器による襲撃事件発生を想定して行われた訓練では、白バイとパトカーが自衛隊車両を先導し、部隊輸送の流れを確認しました。
輸送途中、道を遮る車両を見つけると…ドローンで安全を把握するなどの対処方法についても確認していました。
(陸自山口・第17普通科連隊 稲垣康行第1中隊長)
「警察と自衛隊の連携要領を確認できて非常にいい訓練になったと思う」
(県警・警備部機動隊 磯西清吾副隊長)
「事態対処に向かって警察がやらなければならないこと、自衛隊がよりよく活動できるようにそれぞれの役割を果たしていくことが一番大事だと思っている」
きょうはこのほか、警察と自衛隊が共同で検問する訓練も行われました。