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【カーボンニュートラル】実現に向け高校生が企業に提案 山口県の下松工業高校の生徒ら

2025年2月19日 19:57
【カーボンニュートラル】実現に向け高校生が企業に提案 山口県の下松工業高校の生徒ら

カーボンニュートラルの実現に向けて体験学習を進めてきた、下松市の高校生がこれまでの成果を発表しました。

下松工業高校では今年度、情報電子化の3年生の6人が下松市で鉄鋼製品を扱う「東洋鋼鈑」と連携し、カーボンニュートラル実現に向け学習を進めてきました。

きょうは1年間の集大成。高校生が考えた取り組みを発表しました。

情報電子化3年・齋藤真憲さん
「ペロブスカイト太陽電池を開発してみてはどうかと考えました。最先端技術のペロブスカイト太陽電池に東洋鋼鈑のブランドが生まれ利益化できると思います。」

この取り組みは、カーボンニュートラルに向けて先進的に取り組む県内企業と専門高校が連携することで、脱炭素社会の実現を担う人材の育成を目指す県の取り組みの一環です。

下松工業は、再生可能エネルギーの最先端技術の導入や、二酸化炭素吸収効果の大きい植物の栽培などを提案しました。

東洋鋼鈑下松事業所・吉村国浩さん
「高校生の視点で4つの提案をいただいたところを、これから各研究開発や取り組み、イベント等で活用できれば。」
情報電子化3年・伊藤響子さん
「実際に太陽光発電の施設等を視察させていただいて、実際に見て分かったこともあるので、企業から直接学ぶとより理解が深まると感じた。」

下松工業高校では今後も、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを続けていきたいとしています。

最終更新日:2025年2月19日 19:57
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