満開時は強烈な臭いが!巨大コンニャクの花咲く 山口県宇部・ときわミュージアム
宇部市のときわミュージアムの巨大コンニャクですが昨夜、無事に開花しました。
臭いはどうだったのでしょうか…。
(来園者)
「結構すごい臭い…」
開花したのはスマトラ島の固有種「ショクダイオオコンニャク」です。
国内での開花は28例目、中国地方では初めてとなります。
ときわミュージアム世界を旅する植物館ではこのコンニャクを11年前に購入し大切に育ててきましたが昨夜、初めて開花しました。
(ときわ公園課 越智大吾さん)
「ぐるっと巻いているものが花びらですかとよく言われるんですけどこれは花弁ではありません。実際の花はこのあたりに小さな雄花がたくさん周囲についていてその下側に小さい雌花がついている形になっています」
見た目が独特で世界最大級の花と呼ばれるショクダイオオコンニャク。
満開だった昨夜11時頃は強烈な臭いが館内に漂っていたということですが撮影したきょう午後は近くにいけば臭う程度になっていました。
きょうは定休日でしたが急遽、臨時開館の対応をとったということです。
(越智大吾さん)
「開花が始まってから48時間しか持たないと言われている短い寿命の花になるのでもう1日、あすぐらいまでは何とか楽しんでいただけるのではと思っている」
植物館ではことし5月にも別の巨大コンニャクの開花に成功していて2種類の巨大コンニャクの花を咲かせた施設は国内で初めてということです。