パリパラリンピックを目指す柔道・廣瀬順子選手が講演「あきらめずに頑張り続けて目標に向かってもらいたい」
視覚障害者柔道で来年のパリパラリンピックを目指す廣瀬順子選手が6日、山陽小野田市の中学校で講演し努力の大切さを伝えました。
廣瀬順子選手は山口市出身の33歳、夫の悠さんとともに山陽小野田市の竜王中学校を訪れました。
講演で廣瀬選手は去年11月の世界選手権でこれまで一度も勝てなかった選手に勝ったときに練習は無駄じゃないと思えたと述べ努力の大切さを伝えました。
(廣瀬順子さん)
「どんなにうまくいかなくても諦めずに頑張り続けることが意味があるんだなと感じながらいま柔道をしています。みなさんも部活とか勉強とか、 うまくいかないことのほうがどっちかというと多いと思うんですけどそんなときも諦めずに頑張り続けて目標に向かってもらいたい」
講演では、リオの銅メダルや先月のアジアパラの金メダルを紹介したほか視覚障害者への接し方なども伝えました。
(生徒は)
「あんなに障害を持っているのに夢を諦めずにいるのがすごいと思いました」「努力し続けることで良い結果が得られたりすることが一番印象に残って、これから自分も受験生なのでうまく結果がでなくても頑張ろうと思いました」「まず相手の立場になって考えることで相手が何を必要としているのか考えることができると思うので心の底から感謝させるようなことをしたい」