拉致問題を啓発するパネル展 山口県庁で開催中 12月16日まで
北朝鮮による拉致問題について考えてもらおうというパネル展が県庁で開かれています。
パネル展は12月10日からの「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」にあわせ県が毎年行っています。
政府はこれまでに17人を拉致被害者として認定し、5人が帰国しましたが、12人についてはいまだ解決されていません。
会場には拉致被害者との思い出を家族がつづったメッセージが紹介されていて、中学1年生で拉致された横田めぐみさんが家族旅行で萩市を訪れたときの写真も展示されています。
県内でも1957年(昭和32年)から1996年(平成8年)の間に行方不明となった11人が「拉致の可能性が排除できない」とされていて、山口県警が情報を求めています。
拉致問題啓発パネル展は12月16日まで、県庁1階で開かれています。
最終更新日:2024年12月13日 12:19