●二十四節気「大寒」を迎えたが しばらく昼は3月並みの暖かさの日々
●県医師会から「スギ花粉飛散開始宣言」 そろそろ本格的な花粉対策を
●しばらく晴れたり曇ったりの落ち着いた天気 次の大きな崩れは来週月曜頃
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きょう20日(月)は二十四節気の「大寒」。暦の上では一年で最も寒い頃という時期ですが、県内は暦とは裏腹に最高気温は全般に13～14度くらい…3月並みの暖かさになりました。

今週はこの先もしばらく北極付近には冷たい空気が広がるものの、南になかなか降りてきにくい空気の流れが続く見込みです。日本列島では北日本で多少雪が降る所がある程度という日々が続くとみられます。

県内は空模様としてもおおむね晴れたり曇ったり、と比較的落ち着いた状態が今週のうちは続くとみています。そして、朝晩は少々冷え込みが強いものの、日中の気温は13～14度くらいまで上がる日がウィークデーの間は続くなど、大体3月上旬から中旬並み…春先の暖かさとなる日がしばらく続きそうです。

日々の朝と昼との寒暖差に注意が必要ではありますが、もう1つ気にかけておきたいのが、ニュースでお伝えした通り、もうすでに今年スギ花粉が飛び始めたというところ。
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まだ、飛んでもごくわずかな量ではあるものの、この暖かい日々によってじわりじわりと花粉症の症状が現れやすくなってくる心配もありますので、お医者さんとの相談やアレルギーの薬を飲み始めるなどの対策をそろそろ本格的に進めていきましょう。

あす21日(火)は、日本海を通過する気圧の谷の影響で、夜明け前から朝早くは少しにわか雨の心配がありますが、午後ほど次第に晴れ間が多くなってきそうです。日中の気温は12～13度くらいまで上がる所が多く、おおむね3月並み…昼間は少し暖かくなるでしょう。

今週しばらくは晴れたり曇ったりと比較的落ち着いた空模様が続き、朝晩は気温0度前後と冷えますが、日中は13度くらいと3月並みの暖かさの日々にもなりそうです。この暖かさによりわずかながらスギ花粉の飛散も心配されるところ…花粉症の方はそろそろ本格的な備えを進めていきましょう。次の天気の大きな崩れは来週月曜日頃と見込んでいます。

（KRY山口放送 気象予報士 山本昇治）