山口県知事と山口県教育委員会による、県総合教育会議がこのほど開かれ、県が新年度の予算案に重点的に盛り込んだ、若者の県内就職促進などの方針案が説明されました。

会議には村岡知事と繁吉教育長、教育委員が参加しました。

村岡知事
「山口の未来を自分たちで作りたいと（子どもたちに）思ってもらえるような取り組みを進めていきたい」

県側は、若者と県内企業をつなぐ職業体験イベントの開催や、人材確保を目的とした保育士試験の学習費用の全額補助など、新年度予算案の新規事業を紹介。また公立高校入試のウェブ出願システム導入などで教職員の負担を減らしたり、学校照明のLED化やトイレ洋式化を進める方針も説明しました。

教育委員からは「若者の県内定着に力を入れてほしい」、「教員の働き方改革を進め、子どもと向き合う時間を増やしてほしい」などの意見がありました。