恒例の音楽祭開幕に合わせ…金沢駅で”出張輪島朝市”
大型連休恒例の音楽祭「ガルガンチュア音楽祭」
きょうから本公演が始まるのに合わせ、金沢駅の地下広場では出張輪島朝市が開催されました。
今回から名称を「ガルガンチュア音楽祭」に変え先月28日に開幕したこの時期恒例の音楽祭。
きょうから本公演が始まった県立音楽堂の周辺ではさまざまな音楽パフォーマンスが披露されました。
その音楽堂のそばにある金沢駅の地下広場では特別な催しも。
ずらりと並んだオレンジのブース。
開かれたのは出張輪島朝市です。
地震で被害を受けた輪島朝市の一部の組合員らが実施しているもので、今回は輪島塗や塩辛などを販売する10店舗がブースを構えました。
群馬から:
「せっかく今大変なんで来て応援もかねて旅行行こうかなっていうことで」
「こちらは買って応援することしかできないんですけど頑張っていただきたい」
出店した組合員の中には、輪島市内の仮設住宅から足を運んだという人も。
塚本民子さん:
「うちは全壊しました。何にも仕事できないからもどかしい思いもするけれども」
店に立つのは地震後初めて。
お客さんと話すのもおよそ5か月ぶりだといいます。
「ありがたいですね、きょうは。みんなの顔が見れてうれしい」
こちらの出張輪島朝市はあさっても行われるほか、あすは、金沢市の金石港でも行われ、33店舗が並ぶ予定です。