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輪島朝市の大規模火災 傷ついた電気配線が原因か 消防庁が原因調査の速報を発表

2024年2月15日 19:54
輪島朝市の大規模火災 傷ついた電気配線が原因か 消防庁が原因調査の速報を発表
能登半島地震に伴って発生した輪島市での大規模火災について、総務省消防庁の消防研究センターはきょう原因調査の速報を発表しました。

消防庁などの調査によりますと、火災は元日の午後5時23分頃に覚知。

輪島市河井町のおよそ240棟の建物を焼き、焼失面積はおよそ4万9000平方メートル。

完全に鎮火したのは1月6日の午後5時10分でした。

消防研究センター・細川研究統括官:
「火元と思われる建物の発掘調査を行いましてですね、 火気器具等の使用がなかったと、 そして屋内配線等に溶けた痕跡が認められる」

原因はまだ調査中としながらも、屋内の電気配線が地震の影響で傷つくなどして発生した電気が原因となった可能性が考えられるとしています。

また、燃え広がった状況などを分析した結果、街区の東側と南側の一部は消火活動により延焼が阻止されたとし、仮に消防活動が行われなかった場合は倍以上に当たる面積が焼失する可能性があったとしています。
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