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あの豪雨から3週間「泣いてばかりいたら翼音が心配する」 喜三翼音さんに最後の別れ

2024年10月12日 18:04
あの豪雨から3週間「泣いてばかりいたら翼音が心配する」 喜三翼音さんに最後の別れ
能登豪雨で住宅ごと川に流され、遺体で発見された輪島市の中学3年生、喜三翼音さんの告別式が12日、営まれました。

輪島市内で営まれた告別式。

式場には、恩師や多くの同級生の姿がありました。
9月の豪雨で亡くなった中学3年生、喜三翼音さん。1人で家にいて住宅ごと川に流されました。
安否がわからなくなって9日後、翼音さんが見つかったのは、輪島から遠く離れた福井県の沖合でした。

■父・鷹也さん
「(遺体を発見した)漁師さんの 「娘さんはがんばりました、ほめてあげてください」という言葉に涙が止まらなかった。じいちゃんばあちゃんの出張朝市の手伝いもしたいと言っていました。泣いてばかりいたら翼音も心配するからこれからも家族で力をあわせてがんばっていきます」

■祖父・喜三誠志さん
「やっと家族のもとに帰ってこれたなと思って、それに関しては、私たち家族も喜んでいます」

奥能登豪雨では、これまでに14人が亡くなりいまだ1人の安否が分かっておらず捜索が続いています。
最終更新日:2024年10月12日 18:04
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