いしかわ動物園によりますと11日、非公開のゲージで飼育している13歳のオスと9歳のメスのペアの間で1個の産卵が確認されました。

いしかわ動物園でのトキの産卵が確認されたのは、ことし初めてです。

現在は、親鳥が交互に卵を温めており、動物園ではその様子を見守りながらこのまま自然ふ化、自然育すうを目指すということです。順調にいけば、4月中旬にはふ化する予定です。

現在3組のつがいを飼育しているいしかわ動物園では、2010年から去年までに生育したあわせて91羽のトキを佐渡トキ保護センターに移送しています。