のと里山海道唯一残った通行止め区間 越の原~穴水 来月中旬仮復旧へ
県はきょう現在、のと里山海道の下り線で唯一通行止めとなっている「越の原」から「穴水インターチェンジ」までの区間について来月中旬の仮復旧を目指すと発表しました。
のと里山海道をめぐっては地震により19か所にわたって道路が崩落し1か月半経った今も復旧作業が進められています
こうしたなか、きょう開会した県議会で馳知事は。
馳知事:
「残る穴水インターチェンジまでの3月中旬の啓開に向けて鋭意作業を進めているところであります」
現在、のと里山海道の輪島市に向かう下り線では「越の原」から「穴水インターチェンジ」までの区間のみが通行止めとなっていますが県は、来月中旬をめどにこの区間の開通を目指すとしています。
また「のと里山空港」から「のと三井インターチェンジ」については今月27日に金沢に向かう上り線も開通し対面通行となります。
馳知事:
「県としても、市町を応援しながらですね、道路の開通ですね、通行止め区間を解消することに全力を挙げていきたいと思っています(穴水町 旧向洋中学校)
一方、県はボランティア向けの宿泊拠点について穴水町の廃校を活用することを明らかにしました。
奥能登に拠点を設けることで、被災地での活動時間を確保することが狙いで今月26日から運用を開始するということです