火災で焼失の輪島朝市 店主らが金沢市金石地区での再開模索
能登半島地震による大規模火災で輪島朝市周辺の建物は約300棟が焼失しました。
商いの場を失った店主らが再開の場を求め、動き始めています。
大規模火災による被害で露店が全焼した輪島朝市。
地震から3週間が経過する中、組合員からは再建を求める声があがっています。
商いの場を失った店主らが再開の場を求め、動き始めています。
大規模火災による被害で露店が全焼した輪島朝市。
地震から3週間が経過する中、組合員からは再建を求める声があがっています。
■NNN取材団・大野裕輝記者
「輪島朝市の復活に向け候補となっているのが、金沢の海の玄関口金石地区です」
候補に挙がっているのは、輪島朝市から100キロ以上離れた金沢市金石地区です。
24日に朝市の関係者が開いた会合では、県漁協金沢支所の施設を活用して海産物の加工や販売ができないかといった意見が出たといいます。
その会合に参加していた地元選出の県議は。
■石川・下沢佳充県議
「ぜひ仕事をやりたい。魚に携わりたい。朝市側の皆さんの熱心な思いは受け止めましたし、これからの課題は多いわけですが、ぜひともその思いは遂げさせてあげたいと」
輪島朝市組合の冨水長毅組合長はテレビ金沢の取材に対し「朝市の灯をともし続けなければならないが、 再開に向けた日程はまだ決まっていない」とコメントしています。