強盗傷害の”特定少年”に執行猶予付き有罪判決
おととし10月に金沢市内で起きた強盗傷害事件の判決公判がきょう開かれ、金沢地裁は当時18歳だった「特定少年」の男に執行猶予つきの有罪判決を言い渡しました。
判決などによりますと事件当時18歳だった男はおととし10月すでに実刑判決を受けた男を含む男女4人と共謀。
SNSを通じ、いわゆる「美人局」の手口で金沢市内の公園に誘い込んだ男性に暴行を加えました。
その後、別の男性にも同じ手口で暴行を加え現金1万5000円を奪いました。
きょうの判決で金沢地裁は「言葉巧みに誘い出し計画的な犯行で執拗かつ一方的に暴行を加えたことは悪質」と指摘。
一方、被告に前科前歴がなく被害者との間で示談が済んでいることなどを考慮し、懲役3年 執行猶予5年の判決を言い渡しました。