がれきの処理を安全に 建設業者やボランティアに向け労働局が講習会
この講習会は、がれきの処理を安全に行うための正しいルールを習得してもらいケガなどの災害防止を図ろうと建設業労働災害防止協会などが開いたものです。
きょうは作業員やボランティア、およそ90人が参加し、解体工事で飛散する可能性があるアスベストに備えて防塵マスクなどの必要性や夏に向けて増加する熱中症への予防対策などが説明されました。
また、がれき処理作業で起きる災害事例などが説明され不安定で転倒しやすいがれきの上での作業に注意を呼びかけていました。
石川労働局・細貝 浩之 労働基準部長:
「ケガなく安全に作業に携わっていただいてまた、ぜひ、お力をお借りできればこんなありがたいことはない」
協会では、今後、がれき処理での労働災害の発生状況をみながら、必要に応じて講習会を開いていきたいとしています。