能登半島地震で生じた「土砂ダム」 専門家が対策工事の進捗状況を現地で確認
奥能登では地震で崩れた土砂が川をせき止める「土砂ダム」が確認されていて土砂災害のリスクが高まっています。
28 日、専門家らが対策工事の状況を確認しました。
能登半島地震では輪島市や珠洲市などを流れる6つの河川で土砂が川をせき止める「土砂ダム」が合わせて14か所確認されています。
特に規模の大きい輪島市町野町や河原田地区の3つの河川では、自治体に代わり国が仮設の水路を作るなどして対策を進めており、専門家などによる委員会のメンバーが応急工事の進捗状況を視察しました。
このうち上流にため池が生じている輪島市市ノ瀬地区の紅葉川では、溜まった水を逃がすための仮設水路の工事が進み、今月中に完成する予定だということです。
特に規模の大きい輪島市町野町や河原田地区の3つの河川では、自治体に代わり国が仮設の水路を作るなどして対策を進めており、専門家などによる委員会のメンバーが応急工事の進捗状況を視察しました。
このうち上流にため池が生じている輪島市市ノ瀬地区の紅葉川では、溜まった水を逃がすための仮設水路の工事が進み、今月中に完成する予定だということです。
土砂災害対策検討委員会・丸井英明 委員長:
「梅雨をひかえて、なんとか間に合わせていただいたとそういう意味では安堵しております」
委員会では秋ごろから本格的な復旧に向けて議論を行うということです。