石川・輪島市 復旧復興加速へ 6月補正としては過去最高 約125億円の予算案
輪島市議会の定例会が7日開会し、坂口茂市長は、6月補正としては過去最高額となるおよそ125億円の補正予算案を提出しました。
きょう開会した、輪島市議会の6月定例会。市長が提出した6月補正予算案は一般会計で過去最高となる125億6100万円。そのうちおよそ120億円が能登半島地震の復旧・復興工事にかかる費用となっています。
きょう開会した、輪島市議会の6月定例会。市長が提出した6月補正予算案は一般会計で過去最高となる125億6100万円。そのうちおよそ120億円が能登半島地震の復旧・復興工事にかかる費用となっています。
主な事業では、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている「黒島地区」の復旧費用の補助率と補助限度額の引き上げを図ります。これまでは最大8割、上限1000万円でしたが、9割・1500万円まで引き上げる方針です。
坂口市長 :「まず災害の復旧復興がこれからの市政にとっても必要なことであることから、ここの割合が大きくなっている」
また坂口市長は災害関連死について、審査会で9人が認定されたことを報告。輪島市では現在、その9人を含むおよそ70件の申請を受けていることを明らかにしました。